2011/10/23(日)
日本には日本の風土に適した食の歴史がある(1)
カテゴリー:ブログ
<font size=”3″>皆様 こんにちは
ヒーリング整体師 カイトウです
本日の議題は
<font color=”#FF0000″><strong>「日本には日本の風土に適した食の歴史がある(1)」</strong></font>
明治以降の文明開化以来、私たちは積極的に
欧米の生活習慣をとり入れてきました。
戦後、その動きは加速化されます。
食生活についても例外ではありません。
しかし、食生活の西洋化により
私たちの体格は欧米人のように
大きくなったかも知れませんが、
私たちの心身の健康や社会生活にも
大きな影響を及ぼすこととなりました。
生活習慣病に悩まされる方が増え、
ガンが死因のトップを占めるようになりました。
社会生活面では、犯罪の低年齢化や
衝動的犯罪の増加などです。
私たちは、日本の自然環境という場の中で生活しています。
私たちの身体は、日本の自然環境に合うように、
永い時間をかけて適合してきたのです。
■日本には日本の風土に適した食の歴史がある
私たち日本人は四方を海に囲まれた土地に暮らし、
長い間農業を主体として生活してきました。
日本が急速に工業化し先進国の仲間入りしたのは、
明治以降、わずか150年くらいの間です。
長い間、お米や穀物、野菜、魚介類を
主として食べてきました。
私たちの食生活は、私たちが住んでいる暮らしている
地域の風土に密接な関係があります。
日本では台風も含めて多量の雨が降り、
夏には太陽が照りつけるため、農耕に適しています。
この気候風土が日本人を、米や雑穀、
野菜などをつくられる農耕民族にしたのです。
●日本は欧米大陸よりミネラル分が少ない風土
日本は雨が多く狭い島国で、
火山帯でカルシウムが少ない土地柄です。
また、雨と共に陸の成分は海に流れ出て海草や
魚を養い、足りないミネラル分をこれらで補います。
欧米大陸は、日本ほど湿気は多くなく雨が少ないのと、
大地が広く雨が海に流れ出ないことから、
ミネラル分が多く残ります。
ことにカルシウムは多く含まれます。
日本の場合は火山帯でミネラルは少なく、
特にカルシウムは少ない上に雨が多いから、
ミネラル分は海に流れてしまいます。
日本人は海の潮を汲み上げて塩を作って
健康に暮らしてきました。
雨が多いから穀類や野菜、果物などは良く育ち、
農耕で私たち日本民族は養われてきました。
穀類も野菜も大陸の植物とは大地が違うので、
成分は微妙に違います。
また、水に強い米を主食にしてきたのも、
湿気を吸収し細胞を活気づけるから、
土地の風土に沿った生活でした。
陸のものだけでなく海のもので、失われたミネラルを
補ってきたのです
それと、あまり加工せずにそのまま口に入れる。
それが一番です。
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