2017/01/02(月)
入浴の効果
カテゴリー:ブログ
皆様
新年明けましておめでとうございます
ヒーリング整体師 カイトウです
今年初めの議題は・・・
「入浴の効果」です
日常生活で一番簡単に体を温める方法といえば、やはり入浴です。
ちゃんと湯舟につかる入浴をすると、シャワーですませる人に比べて健康面
で雲泥の差が生じます。
なぜなら、現代日本人の病気は低体温症候群と言っていいからです。
入浴には私たちが思っている以上に健康への効果があります。
1:温熱の血行効果
まず第一に、温熱による血管拡張作用で血行が促進されます。
それによって内臓や筋肉への酸素供給や栄養補給が増し、腎臓や肺からの老廃物
の排泄作用も促されます。
その結果、血液が浄化されて疲労を回復し、病気予防につながります。
2:静水圧の引き締め効果
日本式に肩までつかる風呂の場合、湯の水圧(静水圧)は500㎏にもなり、胸囲
が2~3㎝、腹囲が3~5㎝も縮むほどです。
またこの静水圧は皮下の血管やリンパ管を圧迫して血行を良くし、全身の代謝を
活発にします。
特に下半身に位置する腎臓の血流もよくなるので、排尿量が増えて水毒の状態を
改善しむくみや冷えをとってくれます。
3:皮膚の洗浄効果
入浴して体温が上昇してくると、皮脂腺から皮脂が毛穴を通って分泌されます。
これが皮膚表面の汚れやばい菌を洗い流してくれると同時に、汗腺からの汗と
混じって皮脂膜を作り、肌に潤いを与えてくれます。
4:浮力の体重軽減効果
風呂につかると、アルキメデスの原理により、体重は通常時の10分の1以下と
同じことになります。
これにより、足腰の筋肉をはじめ、体の関節や筋肉が日常の重圧から解放され
るので、心身のストレスの解消になります。
5:リラックスのホルモンによるストレス解消効果
ぬるめの風呂に入ると、アセチルコリン(ホルモン)が分泌され、リラックスし
た時に出るα波という脳波も出てくるために、心身ともにゆったりしてくれます。
6:白血球による免疫能の促進効果
好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球等、白血球の働きが入浴による温熱
効果やリラックス効果、血液促進効果によって高められ、免疫能が促進され、あ
らゆる病気の予防や改善に役立ちます。
7:血液をサラサラにする線溶能の促進効果
入浴の温熱効果により、血栓(脳梗塞、心筋梗塞)を溶かすために備わっている
プラスミンという酵素が増え、線溶能(繊維素を溶解する能力)が高まります。
このように入浴は毎日の健康維持に大切な習慣です。
でも長湯は禁物
いくら良いからといっても無理にやる必要はありません。
自分の体と相談しながら行ってくださいね
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